【悔しさをバネに】介護職出身ケアマネのスキルアップ!医療の壁を越える勉強法

【悔しさをバネに】介護職出身ケアマネのスキルアップ!医療の壁を越える勉強法

ケアマネジャーを目指して勉強中の皆さま、そして基礎資格が「介護職」の新人ケアマネジャーの皆さま、日々のお仕事と自己研鑽、本当にお疲れ様です!

今回は「キャリアと資格のステップアップ」のカテゴリーから、介護職出身のケアマネジャーが必ず直面する「医療知識の壁」とその乗り越え方について、私自身のリアルな体験と悔しかった思いを交えてお話ししたいと思います。

「医療用語が飛び交うカンファレンスが怖い……」 「医療系出身のケアマネと比べられて落ち込んでいる……」

そんな悩みを抱えている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

基礎資格「介護職」のケアマネがぶつかる「医療の壁」

現在、ケアマネジャーの基礎資格で最も多いのは「介護福祉士」などの介護職出身者です。私自身も、基礎資格は介護職です。 ケアマネジャーの更新研修などに行くと、「介護職出身のケアマネは医療に弱い」という話がよくでてきませんか。

現場に出ると、それが単なる一般論ではなく、痛いほどの「リアル」であることを思い知らされます。

病院での退院前カンファレンスや、クリニックの医師・訪問看護師との面談。そこでは当たり前のように、聞き慣れない医療の専門用語や略語が飛び交います。 もちろん、医師や看護師の中には、介護職出身の私にも分かりやすい言葉に噛み砕いて説明してくれる優しい方もたくさんいらっしゃいます。しかし、全員がそうとは限りません。専門用語をそのまま使って話を進める医療職の方も少なくなく、最初の頃の私は「えっと、それはどういう意味ですか……?」と聞くことすらできず、ただただ愛想笑いでやり過ごし、頭の中はパニック状態でした。

「看護師のケアマネがいい」と言われた日の悔しさ

医療知識の不足を痛感しつつも、「私は介護のプロだから仕方ない」と、どこかで言い訳をしていました。 しかし、そんな私を変える出来事がありました。

ある日、地域包括支援センターから新規のご相談をいただいた際、ご家族からこう指定されたのです。 「親の病気が心配なので、基礎資格が看護師のケアマネさんをお願いします」

この言葉を聞いた時、最初は「まぁ、ご家族の不安を考えれば仕方ないよね」と自分を納得させようとしました。しかし、時間が経つにつれて、ふつふつと「口惜しさ」が込み上げてきたのです。

「介護職出身だって、しっかり支援できるのに!」 「医療の知識がないだけで、最初から選択肢から外されてしまうなんて悔しい!」

この強烈な悔しさが、私のスキルアップの最大の原動力になりました。

shin
shin

先輩ケアマネから、「あなたは介護職の経験を活かした、別の視点から利用者を見ることができるよ」と言われたことも、大きな原動力となりました。

悔しさをバネに!私が実践した「医療知識」の勉強法

「もうカンファレンスで恥ずかしい思いはしたくない」「看護師ケアマネに負けたくない」。そう決心した私は、医療に関する猛勉強を始めました。

これからケアマネを目指す方や新人さんにもおすすめしたい、具体的なアクションは以下の通りです。

  • 専門書・医学書を自腹で購入する インターネットの検索だけでなく、ケアマネや介護職向けの「医療知識」「よくある疾患と薬」といった専門書を購入し、ボロボロになるまで読み込みました。
  • ンファレンスの前に下準備 利用者に関する前情報を取得して、医療に関することを勉強しておく。特に対象者の持っている疾患に関することで、病気の特徴と治療方法やお薬情報、予後などを調べて、カンファレンスに臨むようにしました。
  • わからない用語は「その日のうちに」調べる カンファレンスや担当者会議で知らない医療用語が出たら、こっそりメモしておき、事業所に戻ってから必ず調べて「自分だけの用語辞典」を作りました。
  • 訪問看護師さんに教えを乞う 日頃から連携している訪問看護師さんに、「この疾患の場合、在宅で気を付けるべき観察ポイントは何ですか?」と積極的に質問し、現場の生きた知識を吸収するようにしました。
shin
shin

分からない専門用語が飛び出したら、恥ずかしがらずにカンファレンスの場で質問すると良いですね。

【新人ケアマネさんへ】介護職出身は「伸びしろ」しかない!

努力を重ねた結果、今では病院でのカンファレンスでも、自信を持って臨むことができて、堂々と対等に意見交換ができるようになりました。「要注意」な前情報があっても、医療的なリスクを自分でアセスメントできる自信がつきました。

これからケアマネを目指す介護職の皆さん、そして新人ケアマネの皆さんに伝えたいのは、「医療に弱いことは、恥じることではない。でも、諦めて放置するのはプロとしてNGだ」ということです。

shin
shin

ケアマネとして大事なのは、気づきですよね。いくら知識があっても気づきがないと良い支援はできないと思います。

私たち介護職出身のケアマネには、「利用者様の生活を24時間・365日の視点で支える」という、医療職にはない圧倒的な強み(生活モデルの視点)があります。

その最強の武器に、「医療の知識」という盾を装備すれば、ご家族から「あなたにお願いしてよかった」と言われる、誰にも負けないケアマネジャーになれます。
ケアマネに大切なのは、「変化に気づくアセスメント力」「それを言語化にすること」「リスク予測」「チームをまとめる力」だと考えます。
最初はカンファレンスで冷や汗をかくかもしれませんが、その悔しさをぜひ自己研鑽のエネルギーに変えて、一緒にステップアップしていきましょう!

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