突然の介護に!失敗しないケアマネの探し方と頼り方

突然の介護に!失敗しないケアマネの探し方と頼り方

「最近、親の物忘れがひどくなってきた」 「病院から退院の目処を伝えられたけど、自宅で介護なんてできるの?」

突然やってくる「介護」の始まり。 これまで普通に生活していたのに、急にデイサービスやヘルパーさんを手配しなければならなくなり、頭が真っ白になってしまうご家族は本当に多いです。

はじめまして、現役主任ケアマネジャーのshinです。 毎日お仕事や家事をしながら、ご家族の心配もされている皆様、本当にお疲れ様です。

「介護保険の申請ってどうやるの?」 「そもそもケアマネジャーってどうやって探すの?」

この記事では、そんな初めての介護に直面したご家族へ向けて、絶対に迷わない「最初の一歩」を分かりやすく解説します。 ひとりで抱え込まず、まずはこの記事を読んでみてくださいね。

【結論】まずは「地域包括支援センター」に相談しよう

「デイサービスに行かせたい」「ヘルパーさんに来てほしい」と思っても、いきなり施設に電話をするのはストップです。介護保険を使って介護サービスを利用するためには、まず「介護保険の申請(要介護認定)」をする必要があります。

【どこに行けばいいの?】 一番最初の相談窓口は、お住まいの市区町村にある「地域包括支援センター」または「市役所の介護保険窓口」です。「地域包括支援センター」とは、高齢者の困りごとを何でも相談できる公的な総合案内所のような場所です。お住まいの住所によって担当するセンターが決まっています。(インターネットで「〇〇市 地域包括支援センター」と検索すると出てきますよ!)

【窓口で伝えること】 「最近、親の様子が少しおかしくて、介護サービスを使いたいんですが……」と伝えるだけで大丈夫です。専門の職員が優しく話を聞いてくれ、介護保険の申請手続きも一緒に進めてくれます。

自分に合う「ケアマネジャー」の探し方

介護保険の申請が終わると、いよいよ「ケアマネジャー」を探すことになります。 ケアマネジャー(ケアマネ)とは、あなたとご家族の専属サポーターとなる専門家です。

実は、病院から退院を迫られた際、病院側から「自分でケアマネを探してくださいね」とリストだけ渡されるケースもあるようです。

しかし、名前だけの一覧表を見ても、どこが良いかなんて絶対に分かりませんよね。 そこで、失敗しない探し方のコツを3つご紹介します。

【上手な探し方のコツ】

  1. 地域包括支援センターの職員に聞いてみる 「認知症の対応に詳しい人がいい」「フットワークが軽い人がいい」など、希望を伝えていくつかお勧めの事業所を教えてもらうのが一番確実です。
  2. 自宅から近い事業所を選ぶ 何かあった時にすぐに駆けつけてもらいやすいよう、ご自宅から自転車や車で通いやすい距離にある事業所を選ぶのもポイントです。
  3. 土日祝でも対応してもらえるか確認する 仕事の休みが土、日曜日しかない場合でも、対応してくれるケアマネがいると安心です。

いくつもある「居宅介護支援事業所(ケアマネがいる事業所)」の特徴を、ご家族がすべて把握するのは不可能です。

だからこそ、地域包括支援センターや市の職員に直接聞いてみましょう。 「認知症に詳しい人がいい」「フットワークが軽い人がいい」など、希望を伝えてみてください。

ご自身の親御さんや、介護の中心となる方(キーパーソン)と合いそうな事業所が見つかるはずです。

また、何かあった時にすぐ駆けつけてもらえるよう、自宅から近い事業所を選ぶのも大きなポイント。 お仕事をされているご家族なら、土日祝日でも電話が繋がるかどうかも確認しておくと安心です。

プロ直伝!ケアマネの「上手な頼り方」

無事にケアマネが決まったら、彼らはデイサービスの手配やスケジュール調整をすべて代行してくれます。

ここで、現役ケアマネである私から、ご家族にどうしてもお伝えしたいことがあります。 それは、「見栄を張らず、限界のラインを正直に伝えること」です。

遠慮は不要!本音(SOS)をぶつけてください

初めて担当する際、ケアマネは利用者さんのことをまだ深く知りません。 そのため、最初はいただいた前情報から「あたり」をつけて、介護の計画(ケアプラン)を立てていきます。

だからこそ、気になることは遠慮せずに何でも相談してください。(もちろん、個人情報は厳守しますのでご安心を)

親の前だとなかなか言いづらいこともあるでしょう。 しかし、どうか無理をして「いい家族」を演じないでください。

  • 「私は仕事があるので、平日の昼間は一切手伝うことができません」
  • 「夜中何度も起こされて、正直もう限界です」
  • 「これ以上はお金(費用)をかけられません」

このように、ご家族の「できないこと」「辛いこと」を包み隠さずぶつけてほしいのです。

私たちは、ご家族が倒れてしまうのが一番の悲劇だと知っています。 ご家族のリアルな本音を知って初めて、私たちは「ご家族を守るための計画」を組み立てることができるのです。

あなたは一人ではありません

初めての介護は、分からないことだらけで当然です。
この記事で一番お伝えしたかったポイントをまとめます。

shin
shin
  1. まずは「地域包括支援センター」へ駆け込む!
  2. リストや紹介をもとに「ケアマネジャー」を決める!
  3. ケアマネには見栄を張らず「本音(SOS)」をぶつける!

この3つだけ、ぜひ覚えておいてください。

介護はマラソンのようなものです。 最初から全力疾走すると、あっという間に息切れしてしまいます。

プロの力を上手に借りて、ご家族自身の「心と時間のゆとり」も大切にしてくださいね。 私たちは、いつでもあなたをサポートする準備ができています。

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