
「明日は休み!」と少し気が緩んだ時の、不穏な電話。せっかくの休日も「あの件、大丈夫かな?」と不安になることはありませんか?
ケアマネジャーの皆さん、毎日本当にお疲れ様です。現役主任ケアマネのshinです。 私も以前は、休日に仕事のストレスを引きずってばかりでした。
相手は機械ではなく「人」。イレギュラーが当たり前の仕事ですが、私たちが倒れてしまっては元も子もありませんよね。
この記事では、ストレスで潰れそうだった私が実践する「仕事と休日の境界線の引き方」を解説します。
これを読めば、休日にしっかり心と体を休める方法が分かりますよ。
なぜ私たちは、休日も仕事の不安に襲われるのか?
ケアマネの仕事で休日が休まらない理由は、仕事に「明確なゴールがないから」です。
どれだけ完璧なケアプランを作っても、以下のような予測不可能な事態が起こります。
- 急な転倒やケガ
- 突然の救急搬送
- ご家族の介護疲れによる怒り
「自分の手配や連絡が遅かったせいでは?」という見えない責任感が、休日の私たちを苦しめます。 真面目で利用者さん想いのケアマネジャーほど、この罠にハマってしまうのです。 だからこそ、意識的に「休むため」の考え方を持つ必要があります。
ストレスを手放す!心を守る「課題の分離」
不安を手放すには、「課題の分離」という考え方が非常に重要です。 なぜなら、自分ではコントロールできないことに悩んでも、問題は解決しないからです。
たとえば「利用者さんが家で転ばないか心配」というのは、実は「利用者さんとご家族の課題」です。 私たちの課題は、「転ばないための環境整備(手すりやデイサービスの提案)を、勤務時間内に全力で行うこと」までとなります。
提案したのに手すりを付けず、結果的に転んでしまったとしたら、それは大変なことですが「あなたの責任」ではありません。 「自分にコントロールできること」と「できないこと」に境界線を引く。 これが、ストレスを手放す第一歩です。

とはいっても、不安になったりしますよねぇ。私みたいに心配性な性格は大変だったりします。
明日からできる!休日を「本当の休み」にする4つのスイッチ
頭では分かっていても、不安になるのが人間ですよね。 そこで、心配性な私が実際にやっている「物理的に仕事のスイッチを切る」ための行動を4つご紹介します。
① 休みの前日に気になる業務を片付けておく
当たり前かもしれませんが、これが一番重要です。 休みの前の日は、気になることや業務を必ず片づけておきましょう。
少しでも心配な利用者さんがいたら、前日の勤務終了前にご家族へ電話して状況を確認します。 「ご家族様とコミュニケーションをとる」という感覚で電話をしておけば、翌日の不安はきれいに解消されるはずです。 不安の種を残さないことが、最高のメンタルケアになります。
② 脳内の不安をすべてITツールに書き出す
休日明けのタスクを頭の中だけで覚えようとすると、休日も仕事モードになってしまいます。 休日前日の終業前に、やるべきことをすべて文字にして吐き出しましょう。
- タスク管理アプリに入力する
- 手帳にメモ書きする
- パソコンの付箋機能を使う
「朝イチで〇〇さんに電話」など、ツールに記憶させたら、自分の脳みそからは消去してOKです。
③ 仕事用のスマホは視界に入れない
事業所から仕事用のスマホを持たされている場合、休日はカバンの奥底にしまいましょう。 絶対に視界に入れないことがポイントです。 (※当番制などで電話を持たなければならない日を除きます)
通知が目に入るだけで、一瞬で交感神経が仕事モードに引き戻されてしまいます。
④ 「自己犠牲」はプロ失格と心得る
「私がいつでも対応しないと、ご家族が不安がるから……」 そう言って、休日も個人のスマホやLINEで対応してしまう人がいますが、これはNGです。
ケアマネが疲弊して潰れてしまえば、結局一番困るのは利用者さんです。 「休むことも、プロのケアマネとしての重要な仕事の一部」だと自分に言い聞かせてください。

休日に仕事のことで悩むのは嫌なので、前日の勤務終了前に、気になる利用者様がいたら、そのご家族様に電話して状況を確認したり、コミュニケーションをとるようにしています。
まとめ:あなたは十分にやっています
この記事をまとめます。
- 見えない責任感を背負いすぎず「課題の分離」をする
- 休みの前日に気になる業務はすべて片付けておく
- 不安はツールに書き出し、脳を空っぽにして帰る
- 休むことはプロの義務!仕事のスマホは封印する
休日にふと仕事のことが頭をよぎったら、こう思いましょう。 「あ、またケアマネ病が出たな。私は業務では、十分すぎるほど頑張っているんだから大丈夫!」
美味しいものを食べて、たくさん寝て、また一緒にぼちぼち頑張りましょうね。
みなさんなら、何をしてストレス解消しますか? 私はカメラで写真撮影をしてリフレッシュしています。



