ケアマネ必見!医師との連携がスムーズになる受診同行 3つのコツ

ケアマネ必見!医師との連携がスムーズになる受診同行 3つのコツ

ケアマネの集まりでよく話題に出るのが、「〇〇クリニックの先生、すごく怒りっぽいんだよね……」といった主治医の先生の噂話です。

気さくに相談に乗ってくれる先生もいれば、専門用語ばかりで気難しい先生もいるのが現実です。 「医師との連携がうまくいかない」と悩むケアマネさんは多いですよね。

結論から言うと、忙しい医師との連携には「受診同行」がもっとも確実で効果的です!

この記事では、現場経験15年の私が実践している「医師とスムーズに連携するコツ」を分かりやすく解説します。 これを読めば、明日から自信を持って医師とのコミュニケーションが取れるようになりますよ。

介護保険法 第7条第5項(ケアマネジャーの定義)として、ケアマネジャーは、要介護者・要支援者の相談や心身の状況に応じ、介護保険サービスが受けられるよう、ケアプランの作成から市町村・介護保険サービス提供事業者・医療機関等との連絡調整を行う者として定義されています。 また、「居宅介護支援の運営基準(厚生労働省令)」として、ケアプラン作成にあたり、医師や看護師など医療従事者から意見を求める、あるいは会議に参加してもらうことが必要です」となっているんですけどね。

結論:医師との連携は「受診同行」が一番確実!

電話や面談の時間が取れない医師には、利用者さんの診察に付き添う「受診同行」がおすすめです。

なぜなら、医師はどんなに忙しくても、患者さんの診察は必ず行うからです。 わざわざ面談の時間を作ってもらうのではなく、先生の普段の仕事(診察)の場に少しだけお邪魔するスタンスをとります。

shin
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それでも、私との面談のために、どこかで時間を作って面談に応じてくださる医師もいるのも事実で、本当にうれしく思っております

受診同行のメリット
  • 確実に先生の顔を見て話ができる
  • 利用者さんの普段の家での様子を、先生に直接補足説明できる
  • 先生の治療方針や、「ここが悪化したらすぐ連絡して」というポイントを直接聞ける

そうすることで、気難しい先生でも比較的スムーズに話を聞いてくれることが多いのです。 だからこそ、確実に先生の顔を見て話ができる「受診同行」が最も確実な連携方法と言えます。

とはいえ、診察室でダラダラと話をするのはNGです。以下の3つのポイントを守って、スマートに連携しましょう。

  1. 質問は「箇条書きのメモ」にして渡す 診察室に入ったら、「先生、お忙しいところすみません。今日の相談事項を1枚のメモにしてきました」と紙を渡しましょう。パッと見て意図が伝わるように結論から書くのが、忙しい医師に好まれるコツです。
  2. 事前に看護師さんや受付に根回しをする いきなり診察室に入るのではなく、受付の段階で「今日、〇〇さんのケアマネとして同行しています。先生に少しだけお伝えしたいことがあります」とスタッフさんに伝えておきましょう。クリニックのスタッフを味方につけるのは、医療連携の基本中の基本です。
  3. 1分で終わらせる 聞きたいことが聞けたら、長居は無用です。「ありがとうございます、助かりました!」とサッと引き下がりましょう。この「あのケアマネは話が早くて助かる」という印象が、次回以降の連携を劇的にラクにしてくれます。
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予め、主治医に何を聞きたいか、確認したいかをまとめておくことは言うまでもありません。

なぜ医師との面談やコミュニケーションが必要なのか?

そもそも、なぜそこまでして医師と連携をとる必要があるのでしょうか? そこには大きく2つの理由があります。

1. 医療系サービスの計画には医師の意見が必須

適切なケアプランを作成する際、状況によっては医師と直接面談したほうが良いケースがあります。

通所リハビリや訪問看護などの「医療系サービス」を計画する場合、医師の意見や指示が法律上必要だからです。 多くの場合、この意見は書面(照会内容など)で求めます。

しかし、複雑なケースや微妙なニュアンスを伝えたいときは、書面よりも直接会って面談するほうが伝わりやすいことがあります。 より良いケアプランを作るために、医師からの意見聴取は欠かせない業務なのです。

2. 医師は忙しい!でもケアマネを知ってもらう努力も必要

医師が冷たく見えるのは、気難しいからではなく「とにかく目が回るほど忙しいから」です。 待合室に患者さんが溢れている中、介護の長電話に付き合う時間はありません。

しかし個人的な感想として、ケアマネの役割や業務をあまり理解されていない医師もいるように感じます。 だからこそ、あえて面談の機会を作り、コミュニケーションを図る必要があります。

私たちが「先生の時間を奪わない工夫」をしつつ、ケアマネのことを知ってもらう努力をすること。 それが結果的に、利用者さんへの手厚い支援や、医師との良好な関係構築につながるのです。

現場で使える!受診同行を成功させる3つのコツ

受診同行を成功させるには、事前の準備とスマートな対応が不可欠です。 診察室でダラダラと話をするのは絶対にNGです。

以下の3つのポイントを守って、スマートに連携しましょう。

受診同行を成功させる3つのコツ

  • 短時間でスマートに終わらせる
  • 質問は「箇条書きのメモ」で渡す
  • 事前の準備と根回しを徹底する

それぞれ詳しく解説します。

1. 事前の準備と根回しを徹底する

受診同行(=面談の機会)は、事前に利用者さんとご家族の同意を得ておくのが大前提です。 さらに、病院側にも「〇〇の件でケアマネが同行したい」と説明し、了承を得て医師に伝えてもらいましょう。

いきなり診察室に入るのではなく、受付の段階でスタッフさんに声をかけるのが大切です。 「今日、〇〇さんのケアマネとして同行しています」と伝え、クリニックのスタッフを味方につけるのが医療連携の基本です。

2. 質問は「箇条書きのメモ」で渡す

診察室に入ったら、「先生、お忙しいところすみません。今日の相談事項をメモにしてきました」と紙を渡しましょう。 医師との面談では、聞きたいことを事前にしっかり準備しておくことが重要です。

パッと見て意図が伝わるように、結論から書くのが忙しい医師に好まれるコツです。

3. 短時間でスマートに終わらせる

聞きたいことが聞けたら、長居は無用です。 「ありがとうございます、助かりました!」とサッと引き下がりましょう。

「あのケアマネは話が早くて助かる」という印象を持ってもらうことが大切です。 この良い印象が、次回以降の連携を劇的にラクにしてくれます。

医師との関係性を良くする普段からの工夫

受診同行以外にも、普段からマメに手紙を送ることで関係性が良くなります。 手紙なら、医師が自分の空いた時間にサッと読むことができるからです。

私は普段、少しでもケアマネのことを理解してもらうために、以下のような手紙を送っています。

  • 新規の利用者さん: ご挨拶の手紙
  • 担当継続中の利用者さん: 定期的な状況報告の手紙

口数の少ない先生、よくしゃべってくれる先生、介護保険について逆質問してくる先生など、タイプは様々です。 それでも、日々の小さな積み重ねが、いざという時のスムーズな連携につながります。

まとめ

今回は、ケアマネのリアルな悩みである「医師との連携」についてお話ししました。 この記事の重要なポイントをおさらいします。

本記事のまとめ

  • 医師が冷たく見えるのは、気難しいからではなく「忙しいから」
  • 電話や面談が無理なら、「受診同行」で診察室にお邪魔するのが確実
  • 受診同行は事前準備を徹底し、箇条書きメモで短時間で終わらせる
  • 挨拶や状況報告の手紙を送り、普段からケアマネへの理解を深めてもらう

「医療と介護」と立場は違っても、「目の前の利用者さんを良くしたい」というゴールは医師もケアマネも同じです。

医師は雲の上の存在に思えて、最初は緊張するかもしれません(私も今でも緊張しまくりです)。 でも、勇気を出して受診同行にチャレンジしてみてください。

先生の意外な優しい一面が見られたりして、一気に距離が縮まることもありますよ!

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