
「毎日書類の山で、利用者さんとじっくり話す時間がない……」 「残業ばかりで、自分のプライベートの時間が取れない……」 日々現場で頑張る中で、そんな風に悩んでいませんか?
こんにちは!現役主任ケアマネージャーのshinです。
結論からお伝えします。 ケアマネの業務改善には「ITのちょい足し」が最強です。
この記事を読めば、残業を少しでも減らして、本来の目的である「利用者さんやご家族と向き合う時間」をしっかり作れるようになります。さらに、国が進める最新のICT推進の動向と、それが加算にどう影響するかも理解できます。
難しいシステムを入れる必要はありません。「明日からすぐ始められるコツ」を分かりやすくまとめました。
結論:ケアマネの業務改善には「IT・AIのちょい足し」が最強
ケアマネの業務を効率化するなら、ITツールやAIを少しだけ取り入れるのが一番の近道です。
PREP法で解説!なぜIT活用が最強なのか?
- P(結論・ポイント): ケアマネの業務改善には、スマホアプリや生成AI(GeminiやChatGPTなど)の活用が最強です。
- R(理由): なぜなら、ケアマネの業務の多くは「情報の整理」と「書類作成」だからです。
- E(具体例): 私自身も、かつては毎日夜遅くまで記録や書類整理をしていましたが、以下のような業務をIT・AI化しました。
- 記録作成: 面談内容をボイスレコーダーで録音、文字起こしし、スマホのソフトで要約する。
- 書類作成: パソコンの「単語登録機能」で定型文を瞬時に出す。
- 事業所内の連絡: 簡単なチャットツールでおこなう。
- (追加要素)AI活用: GeminiやChatGPTなどの生成AIで、モニタリングの文案作成や要約を行う。
- P(結論): このように、毎日の記録や紙の管理を少しデジタルに変えるだけで、作業時間は劇的に短縮でき、残業時間を大幅に減らすことができます。

私は、生成AIではGeminiを使用していますので、このブログではGeminiの使用を前提に書いておりますが、ChatGPTもGeminiも大きくは変わりありません。
これだけでも、毎月の残業時間が大幅に減りました。 難しいシステムを入れる必要はありません。「ITのちょい足し」から始めるのが成功の秘訣です。
なぜ今、IT化が必要なのか?国の方針と複雑化する社会問題
国が進めるICT推進と加算への影響(取り残されるリスク)
「うちはアナログでいい」と否定的なままでは、将来的に取り残されていく可能性があります。なぜなら、国は国全体としてICTを推進しているからです。
現に、「ケアプランデータ連携システム」の活用が、「処遇改善加算」の要件に組み込まれるなど、今後は国の進めるITを活用することが加算に大きく影響する可能性が高いのです。
いつまでもアナログにこだわっていると、経営面でも不利になる可能性があります。

ケアプランデータ連携システムについて、居宅サービス系は必須でありませんが、処遇改善加算の上位区分を取得しようとすると、居宅介護支援・訪問リハビリ・訪問看護はほぼ必須要件となっています。
ケアプラン作成だけじゃない!多様化するケアマネの役割
現在のケアマネの業務は、ケアプラン作成だけではありません。以下のような、今の社会問題にも対応することを求められています。
- ダブルケアラー(介護と育児の同時進行)
- ヤングケアラー(子どもによる介護)
- 一人暮らしの高齢者
- 身寄りのない高齢者の支援
このように、より複雑で多様な支援が必要とされているからこそ、より業務改善が必要なのです。
【明日からできる】難しくない!IT・AI活用術
「ITやAIと聞くと難しそう……」と感じる方も多いですよね。でも大丈夫です。
専門用語不要!小学生にも分かる簡単なステップ
現場にITを導入する際のポイントは以下の3つです。
- 無料で使える簡単なツールから試す。
- いきなり全てを変えず、一つの業務だけ変えてみる。
- 使い方が分からない時は、スマホの音声入力で検索する。
最初は慣れないかもしれませんが、一度使い方を覚えてしまえば、ずっとあなたの仕事を助けてくれる強い味方になります。
生成AI(ChatGPTやGeminiなど)で文案作成を爆速化
今、最も簡単にできる業務改善の一つが、ChatGPTやGeminiなどの生成AI(人工知能)の活用です。
これを使えば、以下のような業務が数分で完了します。
- モニタリングの要約、文案作成
- サービス担当者会議の議事録要約
- 複雑な社会問題への対応策のアイデア出し
たとえば、「ヤングケアラーについて、小学生でも分かるように説明して」とAIに聞くと、分かりやすい説明を作ってくれます。それを少し修正するだけで、利用者さんやご家族への説明資料が作れます。
モニタリングとサービス担当者会議を効率化・有効化
生成AIやスマホ・タブレットまたはICレコーダー(ボイスレコーダー)を活用することで、毎月のモニタリングやサービス担当者会議を効率的かつ有効に行うことができます。
| 業務 | これまでのアナログ手法 | 効率的なIT・AI手法 |
| モニタリング | 面談後に事業所に帰り、記憶を頼りに手書きで記録。 | 面談中にスマホやタブレット又はICレコーダー(ボイスレコーダー)で音声入力。生成AIで要約。その場で適切なケアマネジメントに反映。 |
| 担当者会議 | 紙の資料を大量に印刷・配布。 | 電子データで共有。生成AIでポイントをまとめ、議論を円滑に。会議後は生成AIで仕上げ。 |


IT化の真の目的は「利用者さんとご家族に向き合う時間」を作ること
私たちがITやAIを使って業務を効率化する本当の理由は、単に「楽をしたいから」ではありません。
- 書類作成の時間を減らす
- 心と時間にゆとりを持つ
- その分、利用者さんやご家族の悩みにしっかり寄り添う
これが最大の目的です。私も、15年前に会社員から介護の世界に飛び込み、現場で悩みながら主任ケアマネになりました。だからこそ、全国の頑張るケアマネさんと、介護に向き合うご家族を応援したいと心から思っています。
まとめ
今回は、ケアマネの業務をラクにするIT活用の第一歩についてお話ししました。
この記事の重要ポイントは以下のとおりです。
- ケアマネの業務改善には簡単なIT・AI活用が最強。
- まずは身近なスマホアプリ(音声入力)、生成AI(ChatGPTやGemini等)から始める。
- 国はICTを推進しており、加算にも影響する。アナログでは取り残される可能性がある。
- 現代の多様化する社会問題に対応するためにも、業務効率化が必要。
- IT化の目的は、利用者さんや家族と向き合う時間を増やすこと。
早速、初めてみませんか?少しの工夫が、明日のあなたをきっと助けてくれますよ!
次回は、更に詳しくご説明したいと思います。


